中島みゆき あたいの夏休み
1980年代の中島みゆきさんは、それまでのイメージを覆すかのような時期がありました。
特にサウンド面への意気込みは、凄いものがありました。
一番顕著にサウンド面で、頭角を表したシングルが、あたいの夏休み!
アレンジャーの後藤次利さんの感性も強く反映!
こんな中島みゆき楽曲も今となっては珍しいかもしれません。
イントロの“ズザザザンザ…”で、衝撃を感じたみゆきファンも当時多かったのでは!
サビの“サンマバ~ケ~ション”も、真面目に歌ってるのか?ふざけてるのか?
初期の中島みゆきさんの世界には無かった、まず有り得なかった節。
しかも、“ちょっと訳ありの夏休み”の歌詞にさえ、当時の中島みゆきさんの心境が伺えます。
80年代中期の中島みゆきさんは、当時御乱心時代と呼ばれました。
テクノっぽいサウンドを取り入れ、それまでのフォークのイメージを一気に変えてしまいました。
悪女を収録したアルバム寒水魚辺りから、音へのこだわりを見せた中島みゆきさんでしたが、ここまでやるとは!
このあたいの夏休みを収録したアルバム36.5℃は、中島みゆきカルトアルバムとも呼ばれ、甲斐よしひろさんがプロディースされました。
このアルバム、中島みゆきさんのボーカルとテクノサウンドの妙なミスマッチが魅力的です。
この辺りから、それまでの70年代からのファンが離れていった!と言われてます。
シングル、アルバム共に売り上げは、当時低かったと思われます。
あたいの夏休みはオリコン最高14位の6万枚弱のセールスでした。
あるばむ36.5℃はCDチャートで1位、20万枚ちょっと!
セールス的には、パッとしませんでした。
今となっては、この頃の中島みゆきさんのサウンドが好き!と言う人も多いです。
特にアルバム36.5℃は、その後時間が経過するほど、傑作との声も多く聞かれるようになりました。
この時代があったから、90年代以降の落ち着いた完成されたサウンドが定評!
その後、大ヒット曲も多く生まれることになったのかとも思います。
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